ホットゴブリンについて

Hot Goblinとは日本で3Dプリント製のミニチュアを販売しているTRPG好き夫婦、マイケルとローラです。
世界中のモデラーさんとコラボして今まで日本で手に入れられなかったミニチュアを皆さんにお届けしています！

マイケル

小さい頃からTRPGが大好きでよくDungeons & Dragonsをダンジョンマスターとして遊んできたアメリカ人。大人になってから日本の文化に興味がわいて2013年に日本に移動しました。日本でもTRPGを遊び続けてゲームのイベントも開催していました。
2018年頃、ちょうど3Dプリント技術が個人でも使えるようになり始めた頃で、開催していたTRPGイベントのためにミニチュアやアクセサリーを作ることを目的に、初めて3Dプリンターを購入しました。3年程3Dプリンターを研究し、ウエブ開発の経験を活かしてミニチュアのウエブショップHot Goblinを開店しました。

ローラ

日本語を勉強したく2010年に来日し、日本に一目ぼれしてしまったイタリア人。2013年に日本へ移動し、マイケルに出会ってTRPGを初めて知りました。TRPGを楽しみながらゲームイベントの開催を手伝っていました。
TRPGで使うミニチュアを手に入れて初めて塗装してみたら、あまりにも楽しくてミニチュア塗装が大好きな趣味になり、今はミニチュア塗装の代行も行っています。

3Dプリント製のミニチュアとは

当ショップで販売している商品は光造形方式の3Dプリンターを使用して作製しています。
どんなプロセスか簡単に言いますと、液体状の光硬化樹脂が光に照射され、１層１層重ねて造形されます。

クオリティについて

初めての3Dプリンターができていたころには解像度が低く積層が目立つというのが3Dプリント製品の特徴だったのですが、技術が進化することによってだんだん制度も高くなりました。
当店では3Dプリンターの長年の経験を活かし、最高のクオリティを目指しています！

3Dプリンターでモノを作るときに造形物を支える役割のある「サポート」が必要です。
作製が完成した後にサポートを除去する必要があるのですが、サポートが本体にくっ付いていたところにサポート跡が残ります。
当ショップではひとつひとつ手作業でサポートを付けることで、サポート跡を極力残さないようにしています。また、サポートは目立ちにくい場所に丁寧に配置するようにしています。
サポート除去と主な表面処理は発送する前にこちらで行いますのでお客様は商品がお手元に届いたまますぐに楽しんでいただけます。

更に、Hot Goblinでは強さと柔軟性をバランスしたTRPGミニチュアに最適の自家製レジンミックスを使用しています。

塗装前の処理は必要ですか？

おなじみのメタルフィギュアやレジンキットは型から取り出すために表面に「離型剤」が付いて、塗装する前にそれを落とす必要がありますが、3Dプリント製品は型に素材を流し込む作り方と違いますので表面に何も付いていません。
当ショップではサポート除去と主な表面処理をこちらで行いますので基本的にお手元に届いたまま塗装していただけます。

・ホコリや汚れが付いた場合は水洗いはOKですが、熱いお湯は避けてください。
・サポートが残った場合はピンセットなどで取り除いてください。
・サポート跡はやすりで消すことができます。研磨スポンジシートをお勧めします。

組み立て方と使用できる接着剤に付いて教えてください。

一部だけ大きなミニチュア（例：ドラゴン）は翼や脚など組み立て式の商品もありますが、ほとんど全ての商品は1体の完成品となっています。

接着する際には瞬間接着剤が最適です。ミニチュアを台座に接着するにも同じです。

曲がったパーツをどう修正したらいいですか？

なるべくパーツが曲がらないように丁寧に梱包していますが、配送中に曲がってしまったパーツがあった場合は
①ミニチュアをぬるま湯に付ける（熱いお湯はNG）。1～3分後にミニチュアが少し柔らかくなります。
②曲がった部分をやさしく元の位置に戻してしばらく放置する。
粘着タック等をひっつけると位置がキープしやすいです。

どんな塗料が使えますか？プライマー（下地）は必要ですか？

下地を塗らずに直接塗装することも出来ますが、下地を塗ってからお好みの塗料で塗装していただいた方が一番効果的です。
アクリル塗料、水性塗料、油彩、ラッカーなど全てご使用いただけます。

塗装しなくて素材のままでも使えますか？

塗装しなくても特に問題はありませんが、素材は紫外線で硬くなりますので未塗装のまま長い時間日当たりの場所に置いておくとだんだん柔軟性を失ってより壊れやすくなる可能性があります。